広島の弁護士による相続相談
2021年2月21日 相続のもめごとは弁護士が入るとスムーズに解決できる

相続のもめごとは弁護士が入るとスムーズに解決できる

遺産分割は、遺産総額が少なくてももめることがあると言われていますが、先日祖父がなくなった時に親族の間で相続のもめ事が実際に起こったため、やはり相続のもめ事は他人事ではないんだと実感しました。祖父はそれなりの大きさの土地を所有していましたが、不整形地で残された遺族が共有して使うには不便な形でした。金融資産がたくさんあれば遺産分割の際にそんなにもめなかったと思うのですが、遺産のほとんどがその不整形の土地であったため、祖父の息子である父とその兄弟の間で争いになったのです。争いごとの元凶は遺言書でした。

生前に祖父が弁護士に相談していたという話は聞いていましたが、相続発生後、弁護士が親族を集めてその遺言書の内容を説明したのでした。弁護士の説明によると、その遺言書は公正証書遺言と呼ばれるもので裁判所での検認は必要ないとのことでした。問題はその中身で、遺産のすべてを父の兄である長男に相続させるという内容のものだったのです。現在の民法が制定される前には長男が財産を継ぐのが一般的でしたが、その後子供たちは皆平等に法定相続分を有するという意識の高まりがあって、結局、遺言書に長男以外の兄弟は納得できず争いのようになってしまったのです。

遺留分減殺請求の内容証明郵便が親族同士で飛び交うという状況になりましたが、弁護士が最終的にはうまくまとめてくれて、長男の金融資産を使ったスキームで処理をすることになり一件落着しました。第三者として働いてくれた弁護士には感謝しています。

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